口で呼吸してはいけません!鼻呼吸をしましょう!
この記事を読んでわかること
- 鼻呼吸をすることのメリット
- 一酸化窒素の役割
我々の鼻は単なる呼吸をするために必要な空気を取り入れるものではなく、身体の加湿器としても機能し、病原体の侵入を防ぐ役割を果たしてくれるのと同時に、一酸化窒素を作り出すための大切な役割を果たすものでもあるのです。
では、一酸化窒素の役割をご存知でしょうか?
実はこの物質は我々の鼻の中で病原体を撃退してくれるなんとも優秀な頼もしい感染症を防衛するシステムが備わっているのです!一酸化窒素というのは体内で構成され、有害な物質の侵入を防ぎ、全身の血液の流れを加速させ、細胞一つ一つを健康に、若々しく保つ機能も持ち合わせているのです!
鼻で呼吸をすると、気道によってより多くの一酸化窒素が肺へ運ばれて行きます。実は、これこそが鼻呼吸の素晴らしさでもあるわけですね。口呼吸の場合、一酸化窒素が作られないのです。そういうわけで、口呼吸をすると体内の一酸化窒素のレベルが低下していきます。そうなると、ここぞとばかりに病原体は侵入していくのです。要するに、このコロナ禍にも口呼吸をしている方の感染症リスクというのは、鼻呼吸をしている方と比べると天と地の差があるのです!!
体内で生成される一酸化窒素の量を増やし、免疫力を高める方法は就寝時に口にテープを貼ることです。そうすることで、口ではなく鼻から酸素を取り入れる訓練になります。鼻呼吸を行うことで、口呼吸の時よりも体内の酸素が10%増加するということも明らかになっています。また、現在アメリカでは体内に一酸化窒素を吸入させる方法が新型コロナウイルスの潜在的な治療法として研究が行われています。2003年頃に流行ったSARSでは、一酸化窒素の吸入が感染症の初期段階でウイルスの増加を阻害したことが明らかになったのです。
また、一酸化窒素は食べ物でも増やすことができるのです。ほうれん草、セロリ、ルッコラなどの硝酸塩を含んでいる食べ物により一酸化窒素のレベルが上昇します。
鼻歌にも効果があります!鼻歌で気道が活性化し、より多くの一酸化窒素も放出されます。研究結果によると、15倍もの一酸化窒素が増加したのです。
そして、やはり口呼吸の方はだらしなく見えてしまうこともあります。マスクをしていて口呼吸をしてしまうと、あごの筋肉も弱まり、出っ歯やしゃくれの原因ともなりますので、今すぐやめましょう!!
たったこれだけのことでも十分免疫量を高められますから、ぜひ実践してみてください!!